原田裕之のIT会社経営ブログ

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久しぶりに写真を撮りました

今年も今週が終わるといよいよ１２月ですね。



今年も色々とありましたが、来年は更に不景気になっていくそうです。


自動車業界も景気が悪く、派遣労働者の一斉解雇に踏み切りました。


あるニュースの中で、派遣の方が「４年間無遅刻、無欠勤で働いていたのに。人間として扱って欲しい」といわれていました。
この方は一ヶ月単位の契約で今月末で契約を終了すると営業から言われたそうです。


・・・・。

う～む。



製造業の派遣とは作業内容も事情も全然違うと思いますが、私も起業するまで（つまり今年まで）ＩＴ業界で派遣を１０年間位やっていました。

数えてみると行った先は６社ありました。短いところだと大体１年位で長いところだと２年半くらいです。


ＩＴ業界での派遣の場合は、作業内容や賃金は派遣会社の人との交渉で決めます。
私の場合は、こういう作業内容やポジションでxxxx円以上のところを探してくださいとお願いしていました。

プロジェクトが終わるなどして現場を変わるときには、必ず一つ上の作業内容やポジション、賃金を設定していました。
運良くある程度希望通りの派遣先に行くことが出来ていましたし、そのお陰もあって起業も出来たんだと思います。


派遣という働き方も一長一短はあると思いますが、良い点として会社内のしがらみに囚われる事無く、自分でスキルプランを建て、自分でそのスキルが身につく環境を構築していく事が出来ます。
自分の人事権が全て自分にもあるという事です。（もちろん企業側にもありますが）

後は色んな会社を見れるという事があるでしょうか。お陰さまで、良い会社や悪い会社を見せてもらいました。


冒頭の派遣の方ですが、今回の結果になった原因は不景気というのも当然ありますが、この方が４年間の内に変わることが出来なかった点も大きいと思います。
変わる努力をしていたかどうかは分かりませんが、結果として変われなかったんではないかと思います。


派遣は確かに不安定な働き方ではありますが、それも働く人の考え方次第では大きなチャンスになる可能性も高いと思います。


どんどん時代の変化は早くなってきているみたいですし、派遣で有る無しにかかわらず、今後は変わらという事はリスクが大きくなる事ではないかと思います。