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創業・経営に関する色々な情報や感想です。 何か一つでも役に立てばと思います。 週1、2回更新します。

2007年11月04日

東京商工会議所の「創業ゼミナール」の感想を書いてみます

今回は、東京商工会議所の「創業ゼミナール」の感想を書いてみます。

東京商工会議所では、「本気の創業塾」とは別に「創業ゼミナール」というセミナーを開催していて、今回はこちらのセミナーに参加させて貰いました。
場所が有楽町で開催されているという事もあり、平日の夜18時半〜21時まで講義を全部で8回受講します。



セミナーは中小企業診断士の方が全日を通して講師を勤められ、内容的にはマーケティングの基本的な事や事業計画の作成の仕方など創業に必要な基本知識を中心に講義が構成されていました。

八王子商工会議所のセミナーが幅広い知識を対象としていて、立川商工会議所のセミナーがビジネスプラン・ビジネスアイデアに集中しているのと比較すると、ちょうど中間くらいのバランスの良い講義ではないかと思います。


ただ、他の商工会議所には無い特徴がありました。


一つ目は東京信用保証協会との連携です。

講義の間は、東京信用保証協会の方が必ず2名同席されていて、金融機関の立場からの助言をしてくれました。

中でも6日目の講義は、「お金を借りるシミュレーション」という事で、東京信用保証協会から更に数名の方が来られ、実際にお金を借りる際の演習がありました。
残念ながら私は参加出来なかったのですが、なかなか融資の練習というのは出来ないので、融資を受ける受けないに係わらず今後の良い経験になる気がします。

特に融資を受ける予定の方にとっては、面接のこつ等も教えて頂けるのでかなり良いセミナーだったのではないでしょうか。


2つ目は、懇親会です。
まあ、これは「おまけ」みたいな物ですが、結構うれしかったのは、最終日に懇親会を企画して頂いたのですが、なんと参加費がたったの1,000円でした。
場所は普通の居酒屋の飲み放題コースで料理も量が多いし、有楽町の駅前だったので4,000位はすると思うのですが、差額は東京商工会議所の予算から出ているみたいでした。
セミナーの費用は、他と同じ5,000円なので、ここら辺は商工会議所の予算配分の違いでしょうか。

ここの懇親会にも東京信用保証協会の方がいらして、融資の件で以前から疑問に思ってた事を聞く事が出来ました。
(融資の相談を受けた方にとっては当たり前と思うような事ですが、これから相談を受ける方の為に下の方にちょっとだけ書いておきます)


3つ目は「開催時期」です。
「本気の創業塾」が年一回なのに対して「創業ゼミナール」は年に数回実施されています。
私が第17期の受講なのですが、現在は18期が既に始まっています。


4つ目は「人」です。
これは直接セミナーの内容では無いのですが、このセミナーに参加して一番強い印象を受けた事なので書いて起きます。

今回、八王子商工会議所、立川商工会議所、東京商工会議所と3つのセミナーに参加しましたが、東京商工会議所で会ったある方が一番成功する人だと思いました。
業務は秘守義務があって詳しい内容は言えないとの事でしたが、今までの盲点をついた様な仕組みを作るらしく、金融機関からもかなりの融資を受けているようでした。
風貌からして成功しそうな感じを受け、初日の自己紹介のインスピレーションも強烈でした。


都心という事もあってか、大手の一流会社に勤務している方とか、設計とかコンサルとかといったサービス業を目指す人が比較的多いと思いました。
年齢層も30代〜40代位がほとんどで、20代以下の方や50代以上の方はあまり見受けられませんでした。
(立川や八王子は20代の方や50代以上の方も数人いらっしゃったと思います)



結論としては、創業に必要な基礎知識をバランスよく身につける事が出来るセミナーではなかったかと思います。

商工会議所の組織構成はよく分からないのですが、東京商工会議所も創業にはかなり力を入れている気がします。
また、東京商工会議所は規模が他の商工会議所よりもかなり大きいようで、支部が何箇所にもあるようです。
(どなたか組織構成について詳しい方がいれば、レスして頂けると助かります。)


ここら辺は規模の差だと思うのですが、立川や八王子と違い、セミナー等の回数が全然違います。
セミナー等に出まくりたい方は、東京商工会議所のHPを見に行くことをお勧めします。




これは知っている方からとすると当たり前だろうと思われる事ですが、今回初めて知った事なので一応書いておきます。

今は自治体が創業を支援しているということもあって、色々な金融機関から創業向けに有利な金融商品が多数出ていて、この様な商品のうたい文句に「無担保」、「無保証人」といった金融商品がたくさんあると思います。

あまり融資を受けるつもりは無かったのですが、「無担保」、「無保証人」なら借りても良いかなとも思っていましたし、逆にこの様な条件で焦げ付きとか出ないのだろうかと疑問にも思っていました。

懇親会の時にこの制度に関して聞く事が出来たので、疑問が一気に解決しました。

「無保証人」とうたっていますが実際には創業者が保証人になる事が必須で、創業者以外の人の保証人が要らないという意味だそうです。
「まあ、そうでしょうね」といった感じでした。



現実問題として結構焦げ付きがあるらしく、一番多いのは創業して間もない方だそうです。
最近はビジネスプランがちょっと良いと結構簡単にお金を貸してくれるので、よくよく注意した方が良いそうです。

出来れば自己資金だけでやりたいものです。







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    Posted by 原田 at 19:41│Comments(0)経営関連
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